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緊急避妊法
私は、プラノバール(商品名)という薬をつかって緊急避妊をおこなっています。
プラノバールは、以前、経口避妊薬として使われていたホルモン剤です。ホルモンの量がやや多い中容量避妊薬(ピル)なので、今は避妊薬としてはあまり使われていないと思います。
今の主流の避妊薬は、低容量避妊薬(ピル)です。
性交後72時間以内にプラノバールを 2錠飲んでもらい、その12時間後に再び2錠を飲んでもらいます。
日母医報という産婦人科の雑誌の平成11年では失敗率は2.6%と書いてありました。
このプラノバ−ルの副作用は、吐き気と吐くこと(嘔吐)です。
あくまでも、緊急なのですから、リング(IUD)やピルなどの通常の避妊方法の代わりにはなりません。あくまでも緊急で、臨時の方法です。
この薬は受精卵が子宮内膜に入り込んでしまう(着床:ちゃくしょう)以後は無効ですので、服用開始時間はできるだけ早いほうがよいのです。
でも性交後72〜100時間以内でも効果があるという意見もあります。
万が一緊急避妊薬を使っても、妊娠してしまった場合。
この緊急避妊薬に催奇性(さいきけいせい;胎児に奇形をおこす作用)が全くないとは言い切れませんが、欧米には催奇性があると考えている医師はほとんどいません・・との事です。
なお、すでに妊娠していれば、この緊急避妊薬は全く無効です。妊娠した赤ちゃんを”流す”薬ではありません。
くどいですが、緊急避妊のプラノバールを使っても、避妊に失敗する事がある事にくれぐれもご注意ください。通常に来る月経があまり遅れたら、この緊急避妊に失敗し、妊娠してしまった可能性があります。受診してください。
この緊急避妊方法は保険が効きません。
当クリニックでは、薬代、指導料、全て含めて2000円です。
最近(2011年6月)ノルレボ(商品名)という緊急避妊の薬が発売されました。プラノバ−ルに比べると吐き気が少ないようです。ただし高価1万円位なので、私は今のところ、使っていません。
いくら何でも高いよねえ・・。

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