性教育

私も近くの高校生や時に中学生に対して、性教育講演をおこなっています。
青森県の片桐医師は、かなり以前から高校生への性教育に熱心でした。
彼の<チョット待てその一発で母になる>という”標語”を、私も利用させてもらっています

性教育は難しい(問題点)

さて、性教育はとっても難しいですねえ。
相手がまだ若い人であり、基本的知識をあまり持っていない人であり、しかも多人数相手ですので、非常に大変です。”知っている”人と”知らない”人の差が大きいのです。

もともと人の話をじっくり聞くのになれていない生徒さんもいます。(その点では、学校の教師の方々は、良くやっているなあと思います。)

いったい性教育については医師がやるべきなのか、教育なのであるから教育の専門家の教師がやるべきではないのか。
教育の専門家でもない医師がはたして性教育ができるのか。
生徒さんは、歴史や数学は少しは知っているのに、生物学、ことに自分の身体のことの知識はかなり少ないこと。
単なるグロテスクな話だけに終わってしまうのではないか。
(故九嶋勝司教授は「性教育は単なる解剖学のような話ではよくない。生徒達が熱心に聞いているからと言っても、それは単に怖い物見たさの熱心にしかすぎない」と述べていました)
性教育と言っても、単なる、性病教育じゃないのか。
産婦人科の性教育は性交教育じゃないのかという批判。
性教育とは足と足の間に関する事ではなく、耳と耳の間のことである(つまり脳、つまり考え方の問題である)とか言われていますが、そんな難しいことが産婦人科に出来るのだろうか。

また学校側や父兄側の意見では、明らかに寝た子を起こさない様にという態度でした。その子供さんはすっかり起きてしまっている子供なんですがね。

さらに学校側では、学年全体をあつめて、また時には全校生徒一緒に性教育講話という形をとることが多く、性教育は個人個人のものなので、小グル-プで話し合うという形をとりたいのですが、とうてい学校側からは受け入れてもらえません。

以上の様な問題点を抱えています。しかし、秋田県では、土崎の村田医師や角館の後藤医師などの活動や働きかけで、産婦人科医師達は積極的に性教育を行い続けています。


私の性教育のポイント

前日は緊張しますねえ。性教育の前の日には、その準備で睡眠も充分のとれないほどです。

私が性教育で心がけているのは、男女の差という点です。
嫌なら嫌という意見をはっきりと女性も述べるべきです。NOと言える女性ですかね。
そんな点を強調して講演しています。