つわり


妊娠の初期には「つわり」はつきものですね。
でも、胃液まで吐いてしまう人から、吐くどころか食べてばかりいる人もいるように、様々です。同じ人でも、妊娠によってつわりの程度もちがいます。
赤ちゃんの性別とつわりは無関係です。
双子の場合にはつわりは強くなると言われています。

いずれにせよ、つわりの原因はまだ不明です。

つわりの時期を乗り越えるのは、自分の好きな物を、好きな時に、好きなだけ食べるという態度が役に立ちます。

決して栄養のある物を、赤ちゃんのぶんまで、たっぷりと食べたりしてはいけません。
湯気のたつような油いためや炊き立て御飯は、せっかくおさまったつわりを悪化させます。

自分の好きな物とはいえ、見た目の感じと食べた時の感じとは違う事があります。
ス−プでいえば、あっさりとしたコンソメのようなものよりも、ぼってりとしたポタ−ジュのような物が口に合うこともあります。

個人差はありますが、一般的には、食べ物を冷やすと良いようです。
例えば、ご飯は小さなおにぎりにして、少し冷やす。ミカンなどは冷蔵庫で凍らせる。バナナを小さく切ってラップでくるんで凍らせるなどです。

また自分で料理をするとつわりが悪くなるひとが多いので、あまり手間のかからない料理をしましょう。現在ではコンビニでもおかずやご飯まで簡単に手に入る時代です。冷凍食品でも美味しいのがありますね。適当に利用しましょう。

吐いてしまうのだからといって、食べないでいると、空腹になりすぎてしまいます。あまり空腹にならないようにしてください。
それは、空腹の方がかえって吐き気が強く、しかも吐くものが胃袋に無いので、いつまでも嘔吐が続き、かなり辛い思いをするからです。
朝の起床時に調子が悪い人がいるので、前の日から飴玉などを枕もとに用意して寝て、朝起きたらすぐに枕元の飴などをなめてから起きると良いという人もいました。

つわりも一旦吐いてしまうと、その後しばらくは楽です。
吐く時は、胃の中に食物が残っているほうが吐きやすいので、あまり空腹でない方がよ良いわけです。
吐く時には、吐こうと努力しないで、洗面所などで口をあけて待っていると自然にでてきます。
無理に吐こうとしたりすると、おなかの筋肉痛になりますよ。
私(秋山)は男ですので、つわりは未経験ですが、子供の時はしばしば乗物酔いで何度も何度も吐いた経験があるので、吐くことは上手になりました。