性病

性病は性行為(性交為じゃありません)でうつる病気です。
性行為は陰茎を腟に入れるばかりじゃないです。
接吻その他、沢山ありますよね。

さて有名なエイズも性病ですが、でも、私の住む田舎の小さな町で、
私が実際に経験(治療)したのは淋病とクラミジア、性器ヘルペス、梅毒です。エイズはまだ発見していません。

淋病の場合は腹痛や帯下の症状が強いので受診してくれますが、
クラミジアの場合には症状がほとんどない人が結構いますので、受診してくれません。
女性の場合、淋病もクラミジアも不妊症の原因になります。

性病にならないようにするには
 浮気しない事、
 売春婦(売春夫?)とセックスしないこと、
 未婚の人は、見境無くセックスしない事ですね。

どう?簡単でしょう。

でもこんな簡単なことが、実際は、守られていません。
浮気はやめられないし、男や女も遊びたがる。求められれば、断れずセックスする・・・・・のでしょうねえ (-_-)

2016年現在ではHIV感染症(エイズの事)が減っていないのは、先進国では日本だけです。
平成27年に新たに見つかった人は日本全国で1400人位ですが

また梅毒も増えてきているので問題になっています。

しかし、どうしてもセックスしたくてたまらない男性はコンド−ムを使いましょう。
そして、どうしてもセックスしたくてたまらない女性はコンド−ムを用意するか、コンド−ムを用意している男性とセックスしましょう。

男性同士のセックスについては、私はまったく経験がありませんので、具体的に述べることができません。
ある人に伺ったところでは、エイズを心配する人が多く、性交にはコンド−ムを使っている人が多いらしいようです。

肛門セックスに関しては、今後も勉強します。 <m(__)m>


コンド−ムの使い方は

(コンド−ムを使う目的には、性病予防と妊娠予防がありますが、両方を兼ねて、ここに書きました)

まず、セックスする前に、枕元にでもコンド−ムを二、三個用意します。
コンド−ムになれていない人は、コンド−ムを一個くらい取り出して、裏表などを観察してください。
あらかじめ袋を少々切っておきます。

さてセックスをはじめます。いくらなんでも直に挿入はしないでしょう
前戯をするとき、口で互いになめたりする人もいますが、性病は性器から口へうつりますので、コンド−ムをつけた陰茎をくわえます。女性の性器はなんともできませんので、なめません。

さて本番です。陰茎を腟にいれる前に、興奮しているでしょうが、落ち着いてコンド−ムをつけます。
裏表に注意して、陰茎の根元まで巻き戻しして、かぶせます。
落ち着いてしまうと勃起が弱まる人は、相手の女性にでもつけてもらいましょう。
女性につけてもらう事自体が前戯になるでしょう(たぶん)。

性交の途中でつけないこと。射精するチョット前につける人がいますが失敗します。
射精する前に既に精子が出る人がいますし、また途中でつけるのでは性病は完全にうつっています。

若い女性は爪を伸ばしていますよね。
爪でコンド−ムを傷つけないように。
射精後ペニスが柔らかくなってしぼんでしまうとコンド−ムが抜けてしまう事があります。
しぼむ前に、抜けないように手をそえて、ペニスを膣から引き抜きます。

肛門セックスをやりたい人も、肛門粘膜は非常に薄くて傷つきやすいので、かならずコンド−ムをつかいましょう。

以上です。さあてと、結構面倒でしょう。
私はこんな面倒なことをやるくらいなら、性病予防には、性病の危険がありそうな人には気軽に性行為に応じない事、
妊娠予防には、コンド−ム以外の避妊方法をとることがよいと思っているんですが。

性病は一回位の性交ではうつらないと思っている人がいます。
エイズでも一回のセックスで病気がうつるのは数パ−セントといわれるようですが、
「酔っ払って運転したからといって、直ちに事故で死ぬわけないから大丈夫」と言って、酔っ払い運転するようなものです。
命をかけたセックスなんて、かっこいい?・・・のかなあ。

コンド−ムを、夫婦の間の避妊には使わないほうがよいと思います。
互いに性病の危険があると思っている夫婦は珍しいと思いますし、夫婦の間のセックスでは慣れがあり、
遠慮が無いため、むしろコンド−ムを使わないようです。

しかし、夫婦であっても、稀にしかセックスをしない人でも、コンド−ムも避妊と性病予防のために役立ちます。

相手の女性とセックスに慣れてくると、コンド−ムを使わない傾向にあります。そんな油断した時に失敗します。

女性用のコンド−ムが市販されていました。(2009年では、市販されているのを見かけませんが)
マイフェミィ(商品名)は、結構大きく見えて、そしてチョットゴワゴワしているようでした。
私は使った経験がほとんどありませんので、コメントできません。
が、しかし、見た感じですが、まず日本では使われないでしょうね (-.-)

2021年8月